「誰だ?仕事中に嫁自慢してる奴は」





ペットボトルで芙羽の背中を叩く。





「いったぁー。いいじゃんー。まだ外来の時間じゃないし」









「俺は仕事中に嫁自慢をするなと言ってんのー。」








「蒼だって嫁自慢したいだろ?かわいい季蛍さん自慢」








「蒼先生ー、おっはよーございます」








「高島おはよ。」








「果織ちゃん、呼んでますよ、ナースステーションに探しに行ってました」












「あぁ、そうなの?わかった。ありがとう」