相当心配をかけていたことを、今更ながら気づく。 「…………どうしよ」 ………ごめん ………ごめん、蒼 「……………ごめん」 呟いても、愛しい声が聞こえなくて、 仕事に行った蒼のことを考えると、 1人の部屋が一層寂しく感じた。 机の上に置かれた、出張先で買ってきてくれたと思われる袋の中には、 私の大好きなマフィンが小包されて入っていた。 これを、蒼が私のために買ってきてくれたのだと思うと、 心のモヤモヤは、一層私を混乱させた────