高島が、実はここの部屋に季蛍がいると、扉を指す。 季蛍が俺を呼ぶのを嫌がっていた事も聞いた。 ……なんで? 「……今さっき、点滴いれたんで、落ち着いてるんですけど・・・」 「…そう。俺のこと、嫌がっていたなら行かない方がいいよな。わかった、ありがとう。 悪いけど、この後も頼んだ」 「あ、はい…」