「だってな?『ねーねー、芙羽。いってきますハニーって言って』

って玄関で言うの。



だから

『そんなこと今時言わない』って言ったらさぁ



『冗談…だもん。少しはのってくれたっていいじゃん』



って言うんだよ?




『冗談だったら朝から言うな』って言ったらさぁ、凜のやつキレてんの。







で、そっから言い合い。




私のことほんとは嫌いなんでしょとか言ってくるし、もう朝から疲れた。





それって俺、悪くないだろ」








「………芙羽だな、それ」








「…ですね。咲谷先生ですね」








「ええぇー?俺?」






バシッ






「ッつぁー、いったい……」






咲谷先生の肩をティッシュの箱で叩く蒼先生。








「仕事行け。入り口でたまるな」







「蒼…」







「怒らせると怖いぞー。はーい仕事仕事ー」







夏野先生が咲谷先生の腕を引いて、歩いていった…。