「いい?前開けるよ」




「ん」





前を開けて、体温計を挟む。




「動かないで。」





「………あ…」




「ん?どした」




「…あ……………お…」






「何?」






「吐く…」






「えッ。」













季蛍の体を起こして、袋を持って行けば、我慢していたのか……戻した。