処置を終えて、処置室へ行くと、港が椅子に座って咳き込む季蛍をさすっている。





「あー蒼。良かった」





「ごめん。」





「大丈夫だけど…」






「季蛍…は何で倒れたんだ?」







「んー…それがさ……」











苦笑いを浮かべた港……。