…………次に目を開けたときには、救急車の中だった。 少しの揺れにも、体が反応する。 「痛い痛い…、痛い」 なんだか訳が分からず、パニックになった私は体を起こそうとしたり、痛いのに体を動かそうとした。 救急車が病院についたらしく、病院側も救急の人たちばっかり。 なんだかごちゃごちゃ言っているのが聞こえていたけど、そのまま意識をとばした。