「はっ、夏来」 季蛍が目を覚まし、夏来をキョロキョロ探す。 「夏来ここだよ」 「あ、蒼……ごめん…ね?」 「大丈夫だから、もう寝ろ」 「で、でも」 「明日面倒見てくれればいいから。な、ほら」 「…………ううん、蒼リビングに残すとかできない。私もリビングにいる」