次の日



「蒼、あーおい。起きて」





「……んん?」






「はい、」






体温計を差し出され、首を振る。






「ダメだってばー。」







「ダメじゃない…。病は気からって言うし」







「私がそれ言うとダメなくせにー。なんで蒼はいい訳ー?はやく計って」







渋々受け取り、挟む。








その時、おはよう寝坊助の夏来が、寝室のドアを開ける。




「まぁ…ま」





「あれ?なつ…早いね」






「ぱぁぱ…抱っこ」







「蒼はダーメ。今風邪引いてるから」







「ぱぁぱかじぇ…引いたお?」






「………う「パパはコンコン引いてるから今日は禁止ね」




俺が言い終わらないうちに季蛍が、夏来を抱えて寝室を出て行く。






ピピピピッ ピピピピッ







「……………や、ば」





39度1分いった……。