「そう言えばあのお皿どうしたの」
「…割っちゃって」
「小麦粉の次はお皿か?」
微笑む蒼先生。
「…昨日、小麦粉片づけてくれたんですよね?ありがとうございます」
「あぁ、大丈夫」
ピピピピッ ピピピピッ
「………。」
体温計を見て、絶句していると、蒼先生に奪われた。
「んー、ッと?
………………………9度2分ね」
「……。」
「これ辛いね。……病院まで乗せてってあげよっか」
「いいです!!ほんと、」
「……まぁ高島がいいならいいんだけど」
「……あ。蒼先生……
悪いんですけど……」
「ん?」
「これ、とってもらえません?」
手のひらと、指先に刺さった破片を蒼先生に見せれば、
「え、えぇ!?」
と声をあげて驚いている。
それも…そうか。


