「今日高島休みだって言うからさぁ。心配して電話かけたんだけど全然でないから。心配しちゃって」
「…すいません。寝ちゃって」
「…ぁ。いいよ、リビングじゃなくて。体調悪いだろ?」
「あ。じゃあ遠慮なく」
怠すぎるのは確かだし、寝室へ行ってベッドに毛布に入る。
「……にしても、なぜにタオル…?」
ビニールからいろいろ出す蒼先生が、不思議そうに言う。
「……まあ、いろいろ」
「…ハハ。なんかいつもの高島じゃないみたい。相当怠そうだな」
「…怠いんです…それが」
ため息をついて、うっすい毛布を引っ張る。
「………。で?熱は?」
ベッドサイドのテーブルに、薬とゼリー、プリン、ヨーグルト、りんご、…
たくさん置いた蒼先生が、真剣な眼差しで俺に聞く。
「……………………9…度?」
「計ってないのか?」
「……それが。折っちゃって」


