前にもこんな感じでやったけど、やっぱりまだ怖いみたいだ。 「ほら、何にもしない」 聴診器を、胸の数カ所に当てながら季蛍に言う。 その服の中で動く、俺の手を見つめている季蛍。 「ね?大丈夫でしょ?」 微かにうん、と言う季蛍。 「…じゃあ次高島ね?俺の手が大丈夫だから、高島のも平気だよね」