夜中も熱にうなされ……。
目が覚めたら、九時。
「……芙羽?おきた…………」
「はよ。凜」
「…大丈夫?」
「……うん。今から病院行ってくるね」
「えッ?仕事?」
「……ううん。診てもらって薬もらってくるね」
「そっか…。そんなに具合…悪いの?」
なぜか泣きそうになって、涙目な凜。
「そんなに心配しなくって大丈夫だってばぁー」
凜を包むように抱けば、余計泣きそうになる。
「だ、だって…ヒッグ……昨日ずっと心配で…ッ」
「なんで…。大丈夫だよ……」
「私…何もできないし…ヒッグ」
「大丈夫。風邪だから」
「……うん」
「じゃあ行ってくるね」
「いってらっしゃい」


