「俺の手…怖くないだろ?」
「………………ぅん」
「…じゃあ高島のも大丈夫だ。ほら、座って」
椅子に座らせられて、蒼が聴診器を首にかけた。
高島先生が微笑んで、服を捲ろうとする。
だけど、
震え出す手と、抑えきれない感情……。
「や。嫌ッ!!」
「俺のが大丈夫なんだよ。高島も大丈夫だろ?」
蒼は逃げようとする私を後ろから抱き、逃げられないようにした。
椅子から立ち上がれない感じに。
「季蛍、いれるよ」
高島先生の声と共に、服の中に聴診器が……。
さっきと少し違う感じに、一層体が震えた。
「嫌ッやりたくないッ」
そんな言葉きかないかのように、蒼が服を首まであげた。
「季蛍。逃げない」
服の中に入ってきた高島先生の手を掴んで、抜こうとする私に蒼が言う。
「嫌ぁッ!!!!ッグス、」


