蒼の左手で私を抱き逃げられないようにし、右手で前から聴診器。 怖い…。 まだ、あの感覚を忘れられなくて、まだ服の中に入っている蒼の手が怖かった。 「嫌ぁッ!!手、嫌ッ!!!!」 「季蛍!!……落ち着け、大丈夫だ。 今季蛍の服の中にあるのは、誰の手?」 「…………あお………い」 「うん。そう。怖くない。」 「……………蒼」