「季蛍さん。顔真っ青だよ?大丈夫?」






「ちょっ、」







ズシズシ部屋へ入ってくる彼。






「あのッ…ッゲホ、ゲホ」







「あれ?風邪引いてるの?」







上から下を見下ろすような目。







怖い。








何かされそうで、体がブルブルと震えている。









高島先生…






携帯電話を手に取る…けど、







「ねぇー、そんなラブラブ電話あとでさぁー。俺が診てあげるよー。辛そうだもんね」








「違っ…蒼じゃなくて…」









携帯電話をひょいと取られて、もう助けを呼ぶ手段もない。