そしたら急に、立ち上がった私の手が捕まれて、蒼に抱えられた。





「ご飯もちゃんと食べないで…。ったくどこまで心配かけるんだ」







耳元で囁かれて、ごめんとしか言えない。










「もう寝よう。熱があるんだし」