────────21時



俯いて、俺の背の白衣をギュッと掴んでいる季蛍を連れ、外科の診察室に向かう。






そして、一つの診察室の前で、ドアをノックした。








コンコン








「はーい」









その声を聞き、ドアを開ける。






「あ、来た」








「ごめんね。仕事増やして」









「ううん、全然」