診察室を飛び出すと、今俺の診察室に入ろうとしていた高島とばったり会う。 「わッ…蒼先生ッ!?」 「高島!ごめん、」 そう言うと、目をまん丸くして、突っ立っていた。 俺はそれよりも、と思い、病室に走った。