「じゃあ点滴終わったら蒼先生抜いてくれて構わないんで」
「ありがとな、」
「いえ」
高島は白衣を脱いで、たたむ。
「高島あがり?」
「あ、今日夜から出張先行かなきゃいけなくて。
出張先のホテルのチェックインが二時間後なんでまにあわないかもなんですよね…」
「じゃあ尚更ごめんな…時間とらせて」
「全然大丈夫です、俺あと一時間は病院でれなくて…。
入院患者の検査が入ってるんで…」
「チェックイン間に合うのか?」
「間に合わ……ないですね、連絡しないとな…。」
高島は苦笑いして、ドアを開けた。
「…じゃあ季蛍のこと、お願いします」
「あ、うん。ありがと」
高島は会釈して、部屋を出ていった。


