季蛍を椅子に座らせ、俺はその隣に座る。 支えていないと倒れてしまう季蛍を、支える。 「蒼先生、季蛍熱どれくらいありましたか?」 「9度…だな」 「ありがとうございます」 「…俺さ、待合室行っててもいいかな」 高島に聞いたつもりだったけど、俺の白衣を掴んで離さない季蛍。 「行っちゃや!!隣にいるって言ったじゃん!!」 ……………。 「うん、わかったよ。いるから」