「…ごちそうさま」 と言ったのは、まだ半分も食べていなかったとき。 「もう無理?」 「……うん」 「じゃあ薬飲んで」 薬と水を渡せば、パパッと飲んですぐに横になった季蛍。 「明日俺仕事だけどさ。病院来て寝てな。」 と言うけど、首を振る季蛍 「診てもらって帰ろう。な」 「嫌だッ」 「……季蛍」 「……」 スースー寝息をたてはじめたから、俺も支度をした。