注文をし終えて、一息つく。
「ッぱ、ぱ……」
「……なつがなんか言いたそう」
「…ぱ、ぱ……………………ぱぁぱ」
ブンブンと手に持っているぬいぐるみを振り回す夏来。
「……夏、」
季蛍がとめようとするけど、振りはとまらない。
「くましゃん」
ブチッ
夏来がブンブン振り回しながら、「くましゃん」と言うと、ぬいぐるみの頭がきれいにとれた。
振り回しすぎ………。
「あーあ。なつが振り回したからとれちゃった」
そう言うと、涙目になる夏来。
自分でやったくせに…。
「うう、ぱぁぱ、くましゃん、くましゃん…」
「なつがやったんでしょ…?」
「うえ、うええ…」
「あーッ、泣かないの、」


