でも、季蛍がイヤイヤを言う間もなく、点滴が刺された。 「点滴終わったら、帰って大丈夫ですから。あとは、熱が少し下がるまで様子見ですね」 「わかりました、ありがとうございます」 俺がそう言うと医師は奥へ戻っていく。 どうやら忙しいらしい。 患者さんが多いんだって。 暑いもんな、今日。