「ごめん、ね、少し……休まないとダメかも…………………。」
カバンから出された薬と水。
陽さんはそれを流し込んだ。
「…今夜、港くんいるんですか?」
「ううん、明日の夜帰ってくるの。だから今夜こそ乗り切れば…」
「………泊まっていきます?」
「え?」
「愛優も夏来も、実家だし。陽さん1人だと、心配なんで…」
「いや、でもそんな…」
「大丈夫ですよ。私のことは気にしないで下さい」
「えッ…でも、蒼くんだっているわけだし…」
「蒼のことも気にしないで下さい。全然大丈夫ですから」
「………………ありが……とう」


