それから、ご飯を食べ、風呂に入った。
そんなこんなで時刻は12時を回る。
窓越しの激しい風の音に、思わず外を見る。
きたか、台風。
ザァーーっと降りつける雨は、風も強く、ビュンビュン音をたてている。
~~~~♪
~~♪
家の電話が鳴り、俺は受話器を取る。
「もしもし?」
「あ、蒼?」
「……母さん」
「そっちは大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。母さんこそ?」
「洗濯物、ビッショビショだけど、大丈夫よ」
「………………( ̄。 ̄;)」
「…それより、季蛍ちゃんは?仕事?」
「あぁ、当直。」
「そう、大丈夫かしら」
「大丈夫だよ。夜中、弱まってるといいんだけど」
「そうね。あ、そうそう、あやちゃんが熱出しちゃったのよ」
「愛優が?」
「そう、熱。」
「何度…?」
「ええっとね、8度2分」
「大丈夫そう?」
「……ぅーん。蒼、明日の夜迎えに来るんでしょう?だから明日の午前中に、小児科にでも連れてくわ」
「………わかった、ありがとう」
「……何も食べたがらないんだけど、無理に食べされた方がいいの?」
「……あー、いい。水分だけとらせといて」
「うん、わかった、」
「あ、あと。夏来に移らないように出来れば。」
「わかった、遅くに電話ごめんなさいね」
「いや、じゃあ」
俺の母、眠そうな声で電話してる…。
苦笑いしかこみ上げない。


