話し終えた港は、なんだか辛そうな目をしていた。 まるで陽さんが襲われたみたいに。 それほど心配してくれたということだろう。 「………悪かったな、迷惑かけて」 俺は、話を聞いて以来、その一言しか発しなかった。 その後、また眠ってしまったという季蛍を抱えて、港の家をあとにした。