止血時間が終わったところで、果織ちゃんを抱えて部屋を出る。
「よし、病室戻ろうね」
「やだッ、」
「ほら、止血したばっかりなんだから。暴れちゃだめだよ?」
「別にいいもん。」
…………。
「四時間後また来るから」
病室に入りベッドに降ろす。
「四時間ってどれくらい?」
「んー。お昼ご飯食べて少ししたらかな」
「行かないで…」
「なんで?」
「看護士さんにご飯食べなさいって怒られちゃう」
「果織ちゃんが食べないからでしょ?」
「だって野菜ばっかなんだもん」
「……わかったよ、お昼に来るから。だけど今はお仕事あるから。あとでね」
「わかった、」
病室を出てから季蛍のいる部屋へ向かった。


