ベッドにゆっくり寝かし、額に手を当てる。 「お説教はあとで。とりあえず服捲るよ。」 その言葉に、季蛍の顔が真っ青になるのがわかる。 「深呼吸してて」 深呼吸を続ける季蛍の胸に聴診器を当て、心音を聞く。 「…」