───────翌朝 怠いはずなのに、ぱっちり目を開けている陽。 「…陽、ご飯食べよう?」 「食べない」 「………何にも?」 「吐くもん」 「………何もとれないんじゃ点滴しなきゃいけないから。」 「それも嫌ッ」 「陽、」 「嫌なのッ」 「陽さぁ、夕べから何も飲んだり食べたりしてないでしょ? 何か飲まないと、脱水症状になっちゃう」 「……」 「ほら、水」 ペットボトルを受け取るはいいものの、飲もうとしない。 「………………やっぱり病院行こう、このままじゃダメだ」 「嫌ッ、嫌だ」