その言葉は茜に聞こえたみたいで
「あ、亜美も好きな人くらいすぐ出来るって!
それに可愛いし!皆亜美の魅力がわかってないんだよ!」

なんて言ってくれる。
いい友達を持ったなあ、なんて思いつつ

「いやいや、私が可愛いとかあり得ないって!
でもありがとう!気にしなくて大丈夫だから!」

と笑ながら言った



ただ私は恋なんて私にはまだ分からなくて

嬉しそうに好きな人について話す茜が少し羨ましかったんだ