「そう…ですか。」 宮田さんは少し残念そうな顔をした。 「すいません。心配して下さり、ありがとうございました。自分のことは自分でなんとかしますから。」 「はい、わたしこそ、首を突っ込んでしまってすいません。健闘を祈ります。」 「失礼します。」 俺はまた、軽く会釈をした。 彼女も俺に会釈を返した。 そのあと、 俺は鈴香の病室には戻らなかった。