「あのさ!よかったら一緒に帰らない?
あたし帰る人いなくて、、」


あー、、

弥生待とうかなって思ったけど
まぁいっか。



体育委員がいつ終わるかわかんないし
つーかもうすでに終わって帰っちゃってるのかも。

うん、あいつならありえる。



「いーよ。でも俺、教室に鞄取りにいかなきゃだから下駄箱で待ってて?」



「わかった。」




俺は勢い良く階段を駆け上がり、教室へと向かった。



「あれ、学級委員今終わったんだ?」


「おー、高遠じゃん。帰るの?」


「いや、部活見学してから帰ろうかなって。そっちは?」


「帰って寝る」


「そんなことだろうと思った(笑)」


「おう、じゃーな!」


「うん!」