「あ、良介さん。彼がこの前話してた阿部くんです。
阿部くん!この人が良介さん。すっごい面白いんだよ〜!」
「ちょっ、鈴香ちゃん、
ハードル上げないでよ(笑)」
「だってほんとですもん!
ほらほら、阿部くんもそんなとこに立ってないで座って?」
俺は鈴香と良介さんの2人のやりとりを
遠目で見ていた。
が、鈴香に呼ばれ、
ベットの隣に置いてある椅子へ。
「阿部優馬です。高校のとき、同じクラスでした。」
「どうも阿部くん、良介です〜
たぶん、君より2、3コ年上かな?
よろしくね〜」
「あ、ねぇ良介さん!
あのギャグ阿部くんに見せてあげてよ!」
「ええ、鈴香ちゃん、それ本気で言ってんの?」
「本気ですよ!ほらお願い!」
今日の鈴香はやけにテンションが高いな…
きっと、良介さんのおかげなのかもしれないな、、
すると、良介さんは俺の目の前でギャグをやり始めた。

