「高遠ちゃんさ、
まじで俺らのこと忘れてんのな。」
「…うん」
「なんか俺悲しくなってきたわ〜
あんなに仲良くしてたのにな。」
「…うん」
「おまえさ、高遠ちゃんに言っちゃえよ!俺ら高校のとき付き合ってたんだって。」
「弥生のバカ。
言えるわけねぇだろ。」
俺は、今まで堪え続けてた涙を
初めて弥生の前で流した。
「あいつにそんなこと言ったら、混乱させて、あの時に以上にあいつを苦しめることになるよ…」
「…っでも!」
「俺は、大丈夫だから。
もう一回鈴香を振り向かせる自信、つけとかないとな。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…