ガラガラガラ…
「ちーっす!」
「弥生!」
「うわ、まじで本物だ!電話もらったときびっくりしたよ〜。だって連絡つかなくなったと思ったらまさかこんなことになってたなんてね〜。高遠ちゃんも災難だったね、うんうん。そいでさ…」
「ちょっと待て、弥生、落ち着け。」
やっぱり…
鈴香びびってるよ。
弥生も同じクラスだったけど、
案の定、覚えてないんだ。
「こいつ、俺の友達の佐久間弥生。
一応、高校3年間同じクラスだったけど…覚えてないよな」
「ごめんなさい!佐久間さん…
あたし、記憶がなくて…」
「あー、うん?優馬から話は聞いてたよ。なんかなに話していいかわかんなくてさ、マシンガントークしちゃった。ごめんね?」
「い、いえ…」
「でも俺、また高遠ちゃんに会えて嬉しいよ!なんかあったらいつでも連絡して♪」
「…あ、阿部くん…この人チャラいね。」
「あー、こいつそういう奴だから、適当にかわしといて」
「わ、わかった…」

