2度目の恋も君だった。




「高遠ちゃんダメだよこいつは〜」


そう言って弥生は俺の頭をポンポンとたたいてきた。


「阿部くんって鈍さ半端ないね。」


「世界最大級の鈍感野郎だからね」


「ちょっ…お前ら俺の前で俺の悪口言い過ぎな?」




「「いや、事実。」」



2人してハモらないで。