とりあえず落ち着こう。

冷静になれば大丈夫。



「雅ちゃん大丈夫?
なんか顔色悪いよ?」


「え?」


「ほんとだ、熱中症だとよくないから、とりあえず海の家で休もう。俺の肩つかまって?」


「いやっ大丈夫…」


「いーから!」



優馬はあたしの腕を自分の肩にまわした。


ごめん鈴香…

あたし、ドキドキしてる。



「氷もらってきたよ!」


「とりあえずこれで頭冷やせよ?」


「ありがとう2人とも。」