2度目の恋も君だった。




クラスのみんなでケーキを分け合い、
俺にとって最高の誕生日になった。




「よーし優馬!カラオケ行くぞ!」


放課後、
弥生がまた勝手なことを…


「行こうよ優馬!」


高遠まで…


「でも俺金持ってねぇし…」


「大丈夫だよ!佐久間くんが奢ってくれるって!」


「え!俺と高遠ちゃんで優馬の分割り勘って約束じゃーん。」


「なにそれ男らしくなーい」


また2人ともケンカしちゃって。
仲良いんだか悪いんだか。




「あ、優馬ー!」


「雅ちゃんじゃん」

「なんで佐久間くんが反応するの」

「俺可愛い子の顔と名前は忘れないの」





「どうした雅?」