「うん、そっか…… 怖いよね…… 俺もね、入院してる時、 いつ死ぬのかなって恐怖に怯えてた。 俺もその時は学校に行ってなかったから 思い出なんてほとんどなかった。 ……けどさ、あの時、治療を頑張って 良かったなって思ってる。 んで、今の俺があるからさ。 だから、蒼さんには諦めて欲しくないんだ。 生きるってことを……」