「別にもういいし。テメーの顔見てたらイライラするから、二度と俺に話しかけんな」 ライ君は冷たく言って立ち上がると、わたしの返事も聞かずにスタスタと去って行った。 取り残されたわたしと、ペチャンコのパン。 だけど でもそれじゃあ ライ君のお昼ご飯は……? ああやって言われたけど、わたしが悪いわけだから……。 気になる。 ものすごく。 どうしよう……。