俺様ヤンキー君と秘密の関係



不法侵入をしたにも関わらず、あまりにも広くて綺麗な庭と、風情のある家に釘付けだった。



だけど一方では、大きな轟音が聞こえて一気に頭が現実に引き戻される。



そうだ。


ゆっくりしてるヒマはない。


どうにか、この状況を乗り切らないと!



人の家に隠れているわけにもいかず、だからといってまた出て行くなんて怖くてそれも出来ない。



だけど意を決したわたしは、大きな門から外の様子をチラチラうかがって、出て行くタイミングを見計らっていた。



「おい」



「ひぃ!!」



そんな時に背後から聞こえた低い声に、恐怖と驚きのあまり思わず尻もちをついた。