こんなに寒い日は、早く帰って温まりたいけれど。 でも、それ以上に一条君のことが気になる。 校門を出た後、駅とは反対方向にある一条君の家目指して歩き出した。 緊張と不安はあるけど、行動を起こすことが出来ている自分にビックリする。 だけどやっぱり……。 高級住宅街の中に入ると、ソワソワして落ち着かなくなって来た。 会って何を言いたいのか、会ってどうするのか何も決めてない。 無鉄砲に来てしまったけど、本当にこれで良かったのかと今になって思い始めた。 うー。