「い、いいよ!」 だってやっぱり、泊まらせてもらうのは気が引ける。 それ以上に、緊張しちゃって持ちそうにないし。 必死になって否定していると、またもや笑われてしまった。 「なら、さっさとするぞ。まずは英語から」 「うん!」 気を取り直して、早速問題に取りかかる。 毎日の勉強の成果もあって、スラスラとまでは行かないまでも、それなりに問題を解くことが出来た。 気付くと集中して結構な時間が経っていた。 ファンヒーターの暖かい風が、心地よく肌に当たって気持ち良い。