ああ。 眠そうにしてる姿もカッコ良い。 ううん。 一条君なら、例えどんな姿でも似合ってしまうんじゃないかな。 それくらい本当に顔が整っているから。 「なんだよ?人の顔をじっと見て」 そう言って、少し怪訝な目でわたしを見る一条君。 キリッとした瞳が本当に男らしい。 「えっ?あ、いや。カッコ良いなーって思って……」 思わずポロっと出てしまった本音。 言った後で、少し恥ずかしくなった。 本人を目の前にして、そんなことを言っちゃうなんて。