「そういえば」
最後の一口を口に入れようとした時、ベンチに並んで座っている一条君が口を開いた。
クレープ屋さんの目の前にある公園で食べようってことになって、現在ウキウキで食べている途中。
そっと一条君の横顔をうかがうと、キリッとしたその瞳と視線が重なった。
やっぱり、なんだか恥ずかしくてドキッとする。
「なんで元彼と別れたんだよ?」
「えっ?」
そんなことを聞かれると思ってなかったから、わたしはビックリして目を見開いた。
「いや……お前といると面白いし、飽きないのになって思ってさ」
ええっ?
お、面白い?
どこがだろ。
そ、それって……褒めてるのかな。



