またしても一条君の笑い声が聞こえて、思わずはしゃいでしまった自分が恥ずかしくなった。 「クレープ食おうぜ」 「え?」 で、でも。 行きたいところがあったんじゃないの? わたしの駅の方に行こうって言い出したのは、紛れもなく一条君だから。 「琉羽見てたら、クレープ食いたくなって来た」 ーードキッ 名前を呼ばれたのと、イタズラッぽく笑う一条君にまた胸が高鳴る。 うん、やっぱり。 わたしの心臓は一条君にだけおかしいみたい。