「こいつ、彼氏居たこともなさそうだしな」
うっ。
なんでそんなに決め付けてかかって来るのかな。
嫌われてるのは知ってるけど。
なんだか、軽くショックなんだけど。
「あ、あります……!」
わたしの必死の抵抗。
だって、なんだかそう思われるのが嫌だった。
色気がないって、女らしくないって。
一条君にそう思われるのが。
「え?琉羽ちゃん、彼氏居たことあるの?」
「マジかよ」
2人は大きく目を見開きながら、信じられないとでも言いた気にわたしを見た。
その顔はそっくりで。
よく似てるなーなんて思ってみたり。



