わざと知らんぷりをする。 ごそごそっと深くもぐる。 「いや、あの、……こと。」 聞こえない。 でも、想像はついてる。 「ぶったことごめんな。」 ベットの端に座り謝ってきた。 こんな、麻紀翔しらない。 「な、なんでぶったん?」 私は悪くない。 なにも。悪くない。 「お前が誘ったように見えて…。」 意味不明だ。 誘うわけがない。 麻紀翔以外はいらないから。 「誘うわけがない。」 「わかってる。」 「わかってないからぶった!」