*。.雪恋(ユキコイ).。*

あぁ…聞いて、しまった。





私だって、バカじゃない。
ピリピリした雰囲気でお父さんと女、お母さんが向き合って話をしていたら、分かる。
それが、よくない話ってことくらい。






でも…聞きたくなかった…






なんで?

家庭はどうするの?

私はどっちについていけばいいの?

もう3人では暮らせないの?

その女と結婚するの?

もう会えなくなるの?






聞きたいことは、たくさん、たくさん、あった。



でも何も言わず私は、買ってきた醤油を放り投げ、走って外へ向かった。


行く途中、お母さんが私の名前を呼んでいたがそれも無視して私は出ていった。